生産設備
オートフィーダMFS-25の新設計!限られたスペースに対応!
今回は、10月に出荷した段ボールシート用オートフィーダー装置をご紹介いたします。
弊社では、自社製品として段ボール製函機「フォルダーグルアー(NCMG27-14II)」をリリースしておりますが、
製函機や印刷機の給紙部に段ボールシートを供給するオートフィーダも製作しています。
オートフィーダは2機種をラインナップしており、標準型の MFS-25 とコンパクト型の AFC-25 があります。
今回はMFS-25をご採用いただきましたが、据付場所の天井高が2.4mと非常に低く、このスペースで使用できる特殊仕様の設計が必要となりました。
さらに、お客様から「オートフィーダにシートを積むフォーク上面を工場の床面に合わせたい」
というご要望をいただき、設置場所にピットを設け、フォーク上面がピット内まで下りるように新設計を行いました。
結果として、標準機MFS-25から製作部品の約半分が新設計となりました。
新設計の装置は完成までにいくつか課題が発生しましたが、社内での試運転や検査を通じて改良を重ね、
受注から約6か月の納期でお客様に納入することができました。
また、今回の設計を通じて、かつてオートフィーダを設計していた
ベテラン技術者から中堅技術者への技術継承が進み、弊社技術部としても非常に良い経験となりました。
今後とも、お客様の環境に合わせ、できる限り多くのご要望にお応えできるよう、設計対応を進めてまいります!
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