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現地組みタンク

第一種圧力容器(一圧タンク)の製作

第一種圧力容器(一圧タンクとは)

細かい規定はありますが、簡単に言えば規模の大小に関わらずさまざまな方法で蒸気を発生させ、
その圧力が大気圧を超える、または大気圧における沸点を超える液体を内部に保有する容器です。
※タンクが破壊した場合の危険度がとても高いため、構造検査と溶接検査が義務付けられています。
弊社では日本ボイラー協会の一圧検査を受け、許可を得た上でタンクの製造をしています。

一般的なタンクと一圧タンクを製作する上での大きな違いは、溶接線の放射線透過試験(RT検査)の施工の義務付けということが挙げられます。
これは人間のレントゲン写真で体の内部を撮影するように、溶接線内部の欠陥が無いかエックス線写真を撮影し確認します。

欠陥なし

欠陥あり

内部に高い圧力がかかる容器であるため、溶接部に欠陥があるとそこから破壊する恐れがあり、 厳しい検査基準が設けられています。
そのため、弊社では認可された溶接施工要領書(WPS)をもとに 溶接施工法確認試験記録(PQR)を作成し、 溶接部の開先形状、母材や溶接棒の材質、溶接姿勢、電流・電圧・溶接速度など細かく作業員に指示します。

作業員はWPSを確認し、指示通りに溶接を行います。しかし、溶接もその日の気温や湿度によって毎回施工条件が変わるため、
毎回溶接機の設定を変更しながらテストピースで【試し溶接】を行い、溶接条件を決定した上で溶接をしています。
そうして出来上がったタンクに水を張り、水圧にて高い圧力をタンク内部にかけて一圧検査を受験します。
このように、一圧タンクの製作は手間と時間がかかります。また、溶接者の技術力によってRT検査の合否が左右されるため、溶接者の責任も重大です。
ボイラー溶接士(特別級・普通級)の資格を持った者が作業に従事します。     
弊社では安心・安全な製品を製作するとともに、見た目も奇麗なより良い製品作りを目指して日々努力しております。

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